2023年1月26日、第10回『他社留学ラボ』をオンラインにて開催し、他社留学の卒業生と現役留学生、
関係者が集まり交流を行いました。
今回は昨年留学を終えた2名の留学生から簡単に経験談を語っていただいた後、グループに分かれて
自由に意見交換を行っていただきました。久しぶりに参加される方、現在留学されている方など
色々な方がおりましたが、皆さん話したいことが沢山ある様子で積極的にご参加いただきました。
最初に、昨年4月から3ヶ月間、週1回、他社留学を経験した株式会社テレビ朝日の鎌田さんにお話いただきました。
鎌田さんの留学先は、世界最大級の消費財メーカー、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社。
留学中は、人事の知見を活かし、業務の可視化/効率化および、人事制度規定の改定案策定に取り組みました。
(鎌田さんの他社留学事例→https://www.essence.ne.jp/case/tvasahiu)
今回は、留学中の活動内容に加え、留学中の学び、留学後の変化などの概要を語っていただきました。
鎌田さんは先進的な人事施策を次々に実現する「仕掛け」「仕組み」を学ぶことを目的に他社留学に参加しましたが、
実際に留学してみると仕掛けや仕組みよりもっと大切なものに気づくことができたそうです。
また、留学を通して自社の優れた点の発見にも繋がり、良い経験ができたとお話いただきました。
続いて、昨年7月から3ヶ月間、週1回、他社留学を経験したピジョン株式会社の市瀬さんにお話いただきました。
市瀬さんの留学先は、家庭料理のテイクアウトステーション「マチルダ」の開発及び運営を行うベンチャー企業、
株式会社マチルダ。留学中は、オペレーション改善プロジェクトの企画、推進等に取り組みました。
鎌田さん同様、留学中の活動内容に加え、苦労したことなどメンバー限定のイベントだからこそ話せる
リアルな体験談を聞かせていただきました。
発表後は、グループに分かれディスカッションを行いました。今回は特にテーマを設けなかったので、色々な話題が出ました。
留学関連の話では、留学中に気づいた学びや留学先企業の特徴、留学後の変化や社内での留学報告会などの話題が出ました。
また、留学関連以外の話では大企業に所属するがゆえの悩みについて話される方もいらっしゃり「そうそう、当社も同じです」
と共感する方や「当社の場合はこんなことをして悩みの解消に繋げています」と話す方もいらっしゃいました。
今回は卒業生でもありながら、社内の他社留学担当者としてご活躍されている方も数名いらっしゃったので、
「どういう人材を他社留学に参加させるべきか」「公募制・指名制のメリット・デメリットについて」
「他社留学に送り出して満足してしまうのではなく、留学後の受け入れ態勢も重要である」といった話も出ました。
ご自身が他社留学を実際に経験したからこその意見を出して議論されていました。
今回は留学中の方、留学後間もない方から2年以上経過した方など色々な状況の方にご参加いただきました。
「他社留学」という共通の経験を元に色々な話をしていただきましたが、話が途切れることなく、次から次へと
皆さん積極的に話されていました。
ラボ終了後には、「卒業生や現役留学生との交流を通して、みんな想いがあることがわかり、仲間がいるんだと
感じることができました」というコメントをいただきました。また、現役留学生からは
「卒業生から有益な情報を聞くことができ、留学後のことを意識しながら留学中を過ごせそうだ。このタイミングで
話を聞くことができて良かった」というコメントをいただきました。
当社にとっても気づきのある実り多い時間となりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回、第11回他社留学ラボは2023年5月に開催予定です。毎回満足度の高い他社留学ラボ。
これからも多くの卒業生・留学生にご参加いただき、皆さんと良い時間を過ごしていきたいと思っています。
まだ参加したことがない方も大歓迎です。気軽にご参加ください。お待ちしております。
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