第9回『他社留学ラボ』開催レポート

「所属企業と留学先のカルチャーの違いについて考える」 卒業生、現役留学生が意見交換

2022年7月8日、第9回『他社留学ラボ』をオンラインにて開催しました。他社留学の卒業生と現役留学生、関係者が集まり、
今回のテーマである「所属企業と留学先のカルチャーの違いについて考える」についてオープンに語り合いました。

今回は卒業生からの体験談を語っていただいた後、参加者の皆さまの所属企業と留学先のカルチャーの違いについて
意見交換を行いました。少人数での開催だったこともあり、留学生同士じっくりと議論を進めていただきました。


最初に、昨年10月から3ヶ月間、週1回、他社留学を経験したピジョン株式会社の島崎さんにお話いただきました。
今回は、留学中の活動内容に加え、留学先の特徴や留学中の学び、苦労したことなど、リアルな体験談を語っていただきました。

島崎さんの留学先は、EC・通販業界特化のメディアポータルサイト「ECのミカタ」を運営するベンチャー企業、
MIKATA株式会社。留学中は、ECのミカタのコンテンツを検討、進行するプロジェクトに携わりました。
(島崎さんの他社留学事例→https://www.essence.ne.jp/case/pigeonmikata)

MIKATAは、ビジョン・ミッション・バリューを大事にしている会社で、「働くを楽しくを追求しながら
仲間と共創することで5方よしの世界を広げ続ける」というビジョンが社内に浸透しており、
組織としての違いを感じて色々学ぶこと、感じることがあったそうです。

それを聞いた参加者の皆さんも大手企業とは異なるベンチャー企業の組織体制、社風や制度等に関して興味を持ち、
色々な質問が出て、さらに詳しい話を聞かせていただきました。


その後は、所属企業と留学先のカルチャーの違いについて参加者全員でディスカッションを行いました。
参加者は全員、所属企業、留学先が異なるので、それぞれのカルチャーも異なっており、
その特徴を聞くたびに皆さん興味津々に話を聞いていました。

また、今回は留学先のカルチャーで取り入れたいと思ったことを留学後どのように取り入れているか、具体的な事例
聞くことができました。留学直後からすぐに実践できることを実践している方、1年以上前から新たな社内ツールの導入を
進めている方、有志を集めて2年以上社内活動を続け徐々に拡大させている方の話など、
各社の色々な事例に触れることができました。

ある参加者は「新たなカルチャーを取り入れるには社内で反対されることもありますが、会社の発展のために
地道に続けます!」と力強い言葉でお話いただき、留学後さらにたくましくなって活動を続ける姿を見せてくださいました。


今回は留学後間もない方から2年以上経過した方など色々な状況の方にご参加いただきました。
「他社留学」という共通の経験を元に、共感して安心したり、新たな気づきを得たりしていただき、
「明日からまた頑張ろう!」という前向きな気持ち
になって終えることができました。
ラボ終了後には、「一人ひとりの話を長く深く聞くことができて満足です。共感して安心することも多かったです」
というコメントをいただき、参加者全員にとって満足度の高い会となりました。

また、今回はこれから留学が決まっている方にもご参加いただきましたが、
「他社留学前にこのような機会をいただき、先輩方から金言をもらい、留学に向けて
どのような行動をすれば
良いのか明確になりました」
留学が終わってからいざ動き出しても意味がない。留学中に自社のフォロワーを増やして、
留学中に学んだことを終わってすぐ活かせるよう進めていきたいです」
というコメントをいただきました。

卒業生にとっては、自己と組織の更なる成長に繋がる時間になり、これから留学する方にとっては
留学に向けたアドバイスを得ることができる時間になり、当社にとっても大きな学び・気づきのある
実り多い時間となりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


次回、第10回他社留学ラボは2023年1月に開催予定です。毎回満足度の高い他社留学ラボ。
これからも多くの卒業生・留学生にご参加いただき、皆さんと良い時間を過ごしていきたいと思っています。
まだ参加したことがない方も大歓迎です。気軽にご参加ください。お待ちしております。