事例紹介

株式会社ニフコ × 株式会社フロンティアコンサルティング様の導入事例

「“やったことない”が怖くなくなった。道が険しくてもなんとかなる!」 (職種:商品設計、留学頻度:週1日、留学時:新卒入社9年目)
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目的
「クリエイティブカンパニー」になる為の変革のヒントを得る
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背景
自動車業界は100年に一度の大変革の時代を迎えているため、同じ目的に向かう個々や組織の意識を変化させ、自走力を持ったクリエイティブな技術者の育成が必要だった
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効果
たくさんの「NEW」に触れて「やったことない」が怖くなくなった。道が険しくてもなんとかなるという自信がついた。
他社留学を終えて元の職場に戻った「卒業生」にインタビュー。留学中、留学後の想い、そして「留学後に何が変わったか」について、体験談を語っていただきます。
今回お話を伺ったのは、株式会社ニフコ。他社留学を経験したのは、商品設計に携わる石川 泰成さんです。『オフィスコンサルティング事業』-企業や団体のアイデンティティを経営戦略やブランディングへ繋げることを目的に、オフィス移転の仲介から内装設計・工事、家具や通信インフラ整備までトータルに提案を行っているベンチャー企業、株式会社フロンティアコンサルティングへの留学を経験しました。留学中は、留学先企業が運営する記事メディア「Worker’s Resort」の記事執筆を行いました。

※Worker’s Resort https://www.workersresort.com/jp/
「人生の10万時間を、もっと幸せにする」をモットーにオフィス環境や働き方の提案を世界のワークカルチャーの情報を交えながら発信しているサイト

所属 株式会社ニフコ
留学先 株式会社フロンティアコンサルティング
他社留学期間 週1日/7ヶ月間(2020年9月~2021年3月)
留学した人 商品技術センター 石川 泰成さん(留学時:新卒入社9年目 )
送り出した人 技術開発センター 技術主幹 根津 幹夫さん
――まず初めに、留学中の7ヶ月間は実際どんなことをされていたのですか?
石川さん(以下、石川) 留学前半はオフィスの基礎知識を学びつつ、記事執筆に向けた仮説立てとリサーチに取り組みました。リサーチの合間に、フロンティアコンサルティングの働き方改革プロジェクト「Fit」のミーティングに参加したり、デザイナー様に同行し施工中の現場の様子を見学させていただいたりしました。留学後半はそれらのインプットから自身の考えをまとめ、言語化し、記事を少しずつ執筆していきました。
-―Worker’s Resortの新年度一発目の記事として、石川さんが執筆した記事が公開されたときはどのような気持ちになりましたか?
石川 テーマ変更など紆余曲折ありましたが、無機質なワードの画面で見ていた原稿が、このような形でリリースされたことが非常に感慨深く、執筆中に感じたいろいろな想いが駆け巡りました。世の中に出した以上、ポジティブとネガティブの双方の反応があると思いますが、リサーチから執筆、リリースまで一貫して取り組めたことはとても貴重な経験でした。執筆にご協力いただいた皆さんに本当に感謝です。
――他社留学に参加してみて、いかがでしたか?
石川 本当に楽しかったです。非常に濃密な7ヶ月間を過ごすことができました。社内では絶対得ることのできない経験がたくさんでき、視野が確実に広がるのを実感しました。新しいモノや新しい人たちに触れるっていいなって再確認できました。これだけの密度のものを得られる機会はそうないと思います。もっとこうしておけば良かったという反省はあるものの、内省のサイクルも回しつつ終始楽しみながら取り組むことができたので、やり切ったと思えます。本当にやってよかったです。またチャンスがあるなら、絶対行きます!
(写真 右から2番目 石川さん)
――この7ヶ月間の他社留学でどんな学びがありましたか?
石川 留学先からたくさんのことを学びました。留学先の専門分野であるオフィスや働き方に関する知識はもちろんのこと、危機感といった意識面での学びが多く、よく考えさせられました。また、フロンティアコンサルティングの強みである働き方とワークプレイスの提案力を、プロジェクトメンバー会議の場でも施工現場でも体感することができましたし、社員の方々との交流の中から学んだことも多くありました。同時期に他社留学に参加したメンバーやエッセンスの皆さんからも多くのことを学び、記事の随所に学んだことを書かせていただきました。大変な時でも、同じ目線で話し合える仲間がいたのは大きかったです。
終わってみれば交換した名刺は29枚で、WEBでお会いした方も含めると40名以上の方と繋がることができました。転職や異動を伴わずにこれだけの方々と出会えることは中々ありません。新しい出会いの数だけ、異なる価値観に触れることができました。
――今回、全くこれまでご経験のない「ライター」にチャレンジされましたが、いかがでしたか?
石川 書く仕事というと、これまで報告書しか書いていませんでした。そのため、最初は知識も自信もゼロ、ただ時間は限られているから危機感だけあって。まず手を動かして進めないと、と思って、がむしゃらに模索していく中で少しずつ形ができていって。それに対してフィードバックをもらって修正して、というのをひたすら続けていくうちに、ある程度まとまった量が出来上がっていって。進めながら新しいものを吸収していくことができました。わからないなりにもできるんだな、ということがやってみてわかりました。普段できないような面白い経験をすることができ、自分としては本当に満足です。今後も機会があれば、不定期に寄稿できないかなと思ったりもしています。
――他社留学前と後で一番変わったと思うことは何ですか?
石川 「やったことがない」が怖くなくなりました。これだけ色々なことをやらせてもらえましたし、新しいことに取り組むことの重要性を再認識しました。ベンチャーに留学したからこそわかったんだと思います。これからは臆さずに向かっていきたいと思うようになりました。「やったことないからできない」というのはもう言いません。
また、一緒にプロジェクトを進めていた留学先の方から学んだことも多いです。いろいろなことに興味をお持ちで、仕事も大好きで、こんなにポジティブな人には会ったことがないと思うような方もいらっしゃいました。留学当初は勝手もわからず、受け身な部分もあったのですが、留学先の皆さんの姿勢を見て、段々腹のくくり方、意識が変わったと思います。覚悟が決まったと言いますか。
――留学先とのコミュニケーションはいかがでしたか?
石川 1月あたりから緊急事態宣言が出て、100%出社だったところから、留学後半はテレワーク主体に変わり、かなり面食らいました。出社時よりもコミュニケーションの頻度が下がってしまった。しかし、留学先からご招待頂いた仮想オフィスツールを使い、留学先の皆さまと交流できたのはよかったと思っています。欲を言えば、後半も出社していろいろな人ともっとたくさん話したかったなと言うのはあります。そういった環境でもメインプロジェクトを完遂できたのはよかったと思います。
(写真 石川さん)
――今回の留学で、留学先に貢献できたと思いますか?
石川 当初は「自分にどんな価値が提供できるのか?」と不安でしたが、プロジェクトを進める中で成果を徐々に認めていただき、お客様扱いされなくなっていく感覚は確かにあったので、週1社員としての価値は発揮できたのかなと思います。「このままうちに入社するんですよね?(笑)」なんていう冗談が一番嬉しいフィードバックでした。
また、完成した記事に対して、外部のエディター様からも好評なコメントをいただくことができました。「経験のない仕事でこんなに書けるなんてすごいです」と褒めていただきました。苦労しながらも成果を評価していただき、価値が発揮できたと実感できました。
――今回の他社留学で学んだことを、今後どのように活かしたいとお考えですか?
石川 今回の留学では、スキルより気構えを得ることができました。やったことがないことでも、わからないなりにがむしゃらにやって、乗り越えていく力を得ることができたので、チャレンジしたいと思っている人たちの後押しをすることができたらなと思っています。今年度も他社留学に参加するメンバーがいると聞いているので、そういった新しいメンバーのフォローに協力することもできるかなと思います。
社内には、目の前の仕事をやりながらももっと新しいことにチャレンジしたいと思っている人もいるはずなので、自分自身がそういった声をあげて働きかけることもそうですし、そういった人達の後押しもできるといいなと思っています。同じマインドを持っている仲間を増やしていきたいと思っています。いきなり会社は変えられませんので、まずは小さいところから、自分の半径5メートルを意識して変化を起こしていけたらと思っています。
また、今回ライティング業務をやることで、「言語化」や「伝える力」の重要性にも気づきました。言葉一つで人を動かすこともできれば、やる気をなくすことにもつながります。今後、自分がマネジメントに関わったり、他の会社と協業することになったりした場合でも、そういった部分は活かしていけると思います。
――また次の留学のチャンスがあるとしたら、何をやってみたいですか?また、どんな人が他社留学に参加するのがいいと思いますか?
石川 IT関連のプロジェクトに関わってみたいですね。留学期間中に、やっぱりITって大事だなと思いました。テクノロジーが進歩していく中で、ソフトやAIが重要になっていくと思うので、そういった知識がほしいなと思いますし、IT関連企業ではどんなことをやっているか知りたいです。
他社留学に参加するのは、単純に興味が強い人がいいと思います。今の仕事にマンネリ化している人や、刺激を受けて成長したい人には最高のチャンスだと思います。自分の仕事を調整して、他社のプロジェクトに参画するなんて負荷でしかない、という人には響かないんでしょうね。
<留学先責任者からのコメント>
~株式会社フロンティアコンサルティング ワークデザイン研究開発部 執行役員 稲田晋司様より~
取材や執筆のご経験がないにも関わらず、くじけず何回もチャレンジしていただきました。イレギュラーなことにも素直に根気強く取り組む姿勢は、ただただ感⼼するばかりです。緊急事態宣言により、初めての執筆をリモート環境で取り組むことになりましたが、記事の見直しや掲載内容の入れ替えに際しても、確認や手間を惜しまず取り組んでいただきました。留学後半には、石川さんの考え方や姿勢の変化に気づきました。記事を書くことを通して、広い視野で状況や様子を捉えたり、物事を考える際の視座が変わったと感じました。
留学開始まもない時期に、石川さんからみた当社をプレゼンしてもらいましたが、社内でとても好評でした。第二弾、第三弾も実施したかったのですが、緊急事態宣言下では難しく。もし機会があれば、改めてお願いしたいと思っています。後半は直接お会いする機会も減少してしまいましたが、また対面で振り返りや食事をご一緒できると嬉しいです。
会社名 株式会社ニフコ
業種  工業用プラスチック・ファスナー及びプラスチック精密成形部品の製造・販売
URL https://www.nifco.com/