2020年6月4日(木)、オンライン勉強会を開催しました。

今回は、
「Withコロナ時代だからこそ大企業に必要なマインドセットとは」をテーマに
大企業とベンチャー企業を「新規事業開発」の軸でつなぐ
株式会社earth key様と、そのご縁で繋がった大企業出身の起業家を
お二人お招きして実施いたしました。

★ゲスト紹介★
1人目：小林 慎和 様
株式会社bajji  代表取締役 /ビジネス・ブレークスルー大学准教授

2人目：會田 武史 氏
株式会社RevComm 代表取締役

3人目山田皓貴 氏
株式会社earth key 取締役COO

当日は、ゲストによるテーマトークをメインに進行し、白熱した議論が繰り広げられました。

今回は4つのテーマについて、知識と経験豊富なゲストのお三方にお話いただきました。
 

テーマ：

1. 新規事業開発についてのこれまで（beforeコロナ）と、これから（withコロナ）大手企業で起こりがちなこと
2. うまくいっている企業とそうでない企業の違いは？
3. これから大企業に必要なマインドセットとは？
4. 起業しようと思ったきっかけは？

 

 

★議論内容★

 テーマ①「新規事業開発についてこれまでとこれから大手企業で起こりがちなこと」では、

• リアルじゃないと意思決定できない企業の成長スピードは遅くなるのではないか
• コロナの影響で新規事業の在り方は変わってくる、いかにアジャイル（俊敏に）に対応できるのかが重要
• 新規事業の予算が減ってきていると聞いているが、それでも求められることは変わっていない
• シナリオシンキング、過去の事例から学ぶことも必要ではないか
• 競合他社の動向や、自社の財務体力を鑑みて、戦略や戦術を変えていくのも必要

 

テーマ②「新規事業がうまくいっている企業とそうでない企業の違いは？」では、

• うまくいっている企業は、リソース(人員)と情熱の差ではないか
• トップがコミットしているかどうか
• 権限委譲と承認プロセス
• 新規事業を自社で始めないで「買ってしまう」企業も増えてきている

 

テーマ③「これから大企業に必要なマインドセットとは？」では、

• コロナをきっかけに組織のあり方が変わろうとしており、これからはマネジメントより「エンゲージメント」が重要になる
• 攻めが得意な人材よりも「心理的安全性」を感じるような人材が必要になる
• 新規事業を進めるにしても心理的安全性は必要で、担当者は常に新しい情報を取り続け
  トライアンドエラーを繰り返していくことが重要

 

最後に、テーマ④「大企業を辞めて起業しようと思ったきっかけ」を質問すると
３者ともご自身のキャリアにとっては、大企業での経験が非常に役立っており
必要な経験だったとお話されていました。