ここ数年、新規上場会社数は年間でも90社前後で推移しており、日本のIPO市場に置いてオリンピック期間までに上場予定の企業が多くあり、2020年に入って証券取引所による上場承認数は順調に伸びておりました。
しかしながら、新型コロナウイルスの影響で2020年の上場数に関しては現状73社となっており、少なからず影響を受けているといえるのではないでしょうか。この影響は少なくとも1年は続くとみられておりますが、一方で、2020年4〜5月には上場取消が目立ったものの、徐々に再上場や新規上場をする会社も増えてきました。
そこで今回はあずさ監査法人出身でIPOアドバイザリー業務に従事され、うるるでIPO準備全般を手掛けられ、現在IPO実現のためのプロジェクトマネジメント・管理体制構築全般についてのアドバイザリーを業務提供し、他にも上場企業・上場準備企業の非常勤役員2社を務めている井出彰プロと、2005年に監査法人トーマツに入社、監査・内部統制コンサルティング、IFRSコンサルティングに従事され、IPO準備に関してはインバスタークラウドの上場時に携わり、同社にて不動産クラウドファンディング事業の立ち上げ経験も現在株式会社IPOパートナーズで業務を行う関根信二プロをお招きし、これからIPOを検討・再考される方向けにパネルディスカッション形式で「生きた話・明日から使える話」をお届けします!
日時 | 11月27日(金)15:00〜16:00 ※14:55より入室可能 |
こんな方におすすめ | ・IPO準備を行おうとしている会社の取締役、責任者 ・IPO準備を始めたけれどうまくいかない会社の取締役、責任者 |
コンテンツ | ・登壇プロ、モデレーター紹介 ・ゲストセッション ーIPO準備の始め方(必要な体制) ーIPOに必要な人材とは?どんな方が適している? ープロが考える理想的なIPOストーリー ー上手な証券会社・監査法人との付き合い方 ー「永遠のN-2」の脱し方(労務管理、ガバナンス) ーIPOはゴールではない(IR、資本政策、成長戦略) ・エッセンスによるプレゼンテーション「IPOに必要な体制とプロ活用」 ・Q&A |
配信 | zoom ※お申込者にURLをお送りします |
参加料 | 無料 |
井出 彰プロ
AIコーポレートアドバイザリー株式会社
2010年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、公認会計士試験2次試験に大学在学中合格、実務経験を経て、公認会計士の資格を取得。
2010年 有限責任あずさ監査法人にて国内の上場会社を中心に監査業務に従事する中、IPO準備企業についてのアドバイザリー業務にも従事。
2013年 経営コンサルティング会社にて企業再生のコンサルティングやM&AのDD業務に従事。
2015年 株式会社うるるにて財務経理部長として、上場準備全般(財務経理・経営企画・証券会社対応・東証対応・監査法人対応、IR等)を担い、入社して2年後の2017年3月に東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たす。
2018年 井出公認会計士事務所を開業、2019年に法人化しAIコーポレートアドバイザリー株式会社を創業。IPO準備企業を中心に、IPO準備全般、予実管理・会計、その他内部管理体制全般、資本政策等のアドバイザリー業務を提供する。
その他、非常勤役員をプレミアアンチエイジング株式会社(2020年10月上場)、株式会社WACULにて務めている。
関根 信二プロ
株式会社IPOパートナーズ
慶応義塾大学経済学部卒業。2005年に監査法人トーマツに入社、会計監査、IPO支援、内部統制コンサルティング、IFRS導入コンサルティングに従事。2011年より辻本郷税理士法人にて税務に従事後、2015年に株式会社インベスターズクラウドにて経営企画部長としてマザーズ上場を果たす。その後2度目の上場を目指し、IT企業にて管理部門の立上から証券審査直前まで進んだものの叶わず、IPOに関わる人材が慢性的に不足している中で、多くのIPO準備会社のサポートをしたいと思い、2019年に株式会社IPOパートナーズを設立。規程作成から経理体制・社内管理体制の構築、内部監査代行、JSOX文書化、Ⅰの部作成、社長・取締役に上場へ向けた個人研修など、IPO準備業務全般のサポートを行っている。
吉水 文哲
エッセンス株式会社 執行役員
2015年エッセンス株式会社へ参画、同プロパートナーズ事業部長に就任。財務、マーケテイング、営業、広報の領域をはじめとした幅広い経営課題について、課題を因数分解し、コアとなる課題を抽出する事を目的としたディスカッションを行う。
企業の経営課題の解決に最もスピーディなのは
「プロ人材活用」であると確信し、
幅広い分野のプロとセッションを行いながら、
共に企業に提案する事を旨とする。