戦略的人事構想会議「第3回:今考えるべき、アフターコロナの戦略的人事構想 -パンデミックが労働市場に与える影響と人材マネジメントのゆくえ-」

コロナ禍を境に、ビジネス環境は大きく変化しました。テレワークを余儀なくされ、企業は営業機会喪失とともに雇用責任が重くのしかかっています。

一方、社員も「働き方」の変化を迫られ、企業やチームへの所属の意味も揺らいでいます。社員にとって自らの「働き方」を見直す良い機会になっている面もありつつも、不確実性を織り込んだキャリア形成が必須のものとなりました。

常に経営と社員の両方のニーズに応え続けることが求められる人事の役割もまた、かつてない転換点にあると言えます。

本イベントでは、アフターコロナの企業や個人、そして社会の変化を短期・中期・長期と予測しながら、“ニューノーマル”として明日から取り組むべき施策について専門家とともに考えていきます。

日時2020年7月29日(水)15:00~17:30(14:50より入室可能)
こんな方におすすめ・経営者、企業人事
コンテンツ①ゲストによる講演
・山田 久(㈱日本総合研究所 副理事長/主席研究員)
「コロナ危機で変わる労働市場・人材戦略」

・松澤 巧(味の素株式会社 執行役員人事部長)
「味の素の働き方改革と自律的成長の実現に向けて -ウイズ・アフターコロナを見据えて-」

・杉山 実優(経済産業省/官民若手イノベーション論ELPIS)
「未来をつくる5つの価値変化とその方法としての全世代型イノベーション」

②戦略的人事構想会議による次世代人事予測の発表・提言
働く場所や時間の制約がなくなっていく中で、求める人材をいかに確保し、業績への貢献を最大化していくかが、人材マネジメント領域における今後の大きな課題となります。合わせて多様化が増す人材をいかに活性化していくかも、事業の継続、発展には欠かせない視点です。アフターコロナの短期、中期、長期の変化ステップについて、その全体像を示したうえで、参画企業各社の視点から具体的な提言を行います。

※内容は予告なく変更される場合があります。

参加料無料
申込締切7月17日(金)18:00まで

登壇者

山田 久(やまだ ひさし)
副理事長/主席研究員 @㈱日本総合研究所

87年京都大学経済学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入行。93年4月より(株)日本総合研究所に出向。調査部長/チーフエコノミストなどを経て2019年より現職。15年京都大学博士(経済学)。法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科兼任講師。主な著書に『賃上げ立国論』(日本経済新聞出版社)、『失業なき雇用流動化』(慶應義塾大学出版会)。

松澤 巧(まつざわ たくみ)
執行役員人事部長 @味の素株式会社

1987年4月味の素㈱に入社。川崎工場総務部、本社人事部、タイ味の素社出向、ブラジル味の素社出向を経て、2017年6月執行役員グローバル人事部長に就任し、2018年4月執行役員人事部長となり現在に至る。

杉山 実優(すぎやま みゆう)
@経済産業省/官民若手イノベーション論ELPIS

2017年㈱リクルートキャリア入社。新卒採用、社内人事を担当したのち、経済産業省へ出向。産学連携における人材育成支援に取り組むかたわら、科学技術イノベーション政策の議論に未来の当事者である若手が関わる機会があると良いのではないかとの思いから、「官民若手イノベーション論ELPIS」を立ち上げ・運営。産業構造審議会 研究開発・イノベーション小委員会の下に2020年4月より新設した「若手ワーキンググループ」事務局。


戦略的人事構想会議とは?

「VUCAの時代&人生100年時代において、ポスト日本型人材マネジメントのあるべき人事戦略構想を模索し、創り続け、発信する」。これが、「戦略的人事構想会議」が提供するVALUEです。 ティール組織やホラクラシー組織が話題になる中、主従関係の組織と個人のありようからの脱皮を図り、互いのパートナーシップによって能力を総動員していくことが人事には求められています。 この構想会議では、経営と個人の成長に寄与する「戦略的人事」へといかに進化していくのか、業界の実践者・学術者を交えて考えていきます。

参画企業

株式会社ライフワークス

エッセンス株式会社

株式会社アクティブアンドカンパニー

クミタテル株式会社