目次
・リスキリングの“中身”は一つじゃない
・越境体験とは「スキルを得に行く場」ではない?
・重要なのは「何を学ぶか」ではなく「どう変わるか」
・三位一体で育てる、これからの人材開発
・越境体験は、人生が変わる「挑戦の始まり」
たとえば、以下のような目的で実施されるケースがあります。
どの企業にも共通しているのは、“今の延長線では得られない学び”を求めている点です。
弊社では「他社留学プログラム」として、大企業の社員がベンチャーなどの異業種に一定期間“留学”する取り組みを行っています。
初めて導入される企業様からは、次のような質問をよくいただきます。
ここで大事になるのが、事前の目線合わせです。
私たちが重視しているのは、以下の3点です。
① 経営経験を持つ「伴走者」との対話
② 「学びの内容」より「人としての成長」を意識する視点
③ 留学前・中・後を通じた、上司・人事との連携
本人のモチベーションも重要ですが、企業側が「どんな人材に育ってほしいか」を伝えることが、成功のカギを握ります。
成功する越境体験には、次の三者の連携が欠かせません。
受け入れ企業 × 送り出し側(上司・人事) × 伴走者
この“三位一体”で人を育てていくことで、リスキリングが単なる「スキル研修」ではなく「人材戦略」に変わるのです。
越境プログラムを終えた社員たちは、自社に戻った後、新たな挑戦に踏み出しています。
リスキリングとは、「何を学ぶか」ではなく、「どんな人になるか」。
その変化を生み出す鍵が、“越境”にはあります。
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