2020年4月22日(水)、初の”オンライン”勉強会を開催しました。
昨年の12月より「越境学習」に関心をお持ちの企業の人事部の方とともに
月1回の勉強会を開催してまいりました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、3月はやむなく延期をし
4月の開催もどうするか悩んでおりましたが
「こんな時だからこそ、情報交換の場が必要とされるのではないか」、
「今だからこそ、議論すべきテーマがあるのではないか」と思い
初めてオンライン上での勉強会を開催する運びとなりました。
今回「越境学習」は一旦横に置き、
テーマを「リモートワーク」とさせていただき
「ベンチャー企業から学ぶ持続的なリモートワーク術」と題し
開催いたしました。
当日は、多様な働き方を推進してきた
株式会社エンファクトリー(https://enfactory.co.jp/) さんを
お招きし、効果的なリモートワークについてお話を伺いながら、
他社の皆さんの取組みをシェアするという流れで進行しました。
参加企業のほとんどがリモートワークを実施しておりましたが
「社員のメンタルケアをどうすれば良いのか?」
「遠隔でもできるチームビルディングの仕方は?」
「社員によって業務量の差がでている」
など、多くのお困りごとが浮き彫りになりました。
その中でも、1番盛り上がったのが「雑談」に関する内容でした。
近年、雑談の効果や雑談力の重要性など、謳われるようになりましたが
そうはいっても、雑談=休憩、というイメージもぬぐい切れていない企業様の
多数あるようで、「雑談は悪」という価値感が強い文化を持つ組織では
コミュニケーションの量が低下した、などという話も挙がりました。
「今までの組織文化がリモートワークになっても引き継がれる」
そんなことに、改めて気づかされるとともに、
まず大事なのは自社がどのような文化を持っているのを知ること、
そしてリモートワークという働き方になったとき、
どの部分が機能しづらくなるのか、そんなことを棚卸しする必要が
あるのではないかと感じました。
非常に多くの学びがあった場であり、
自社では思いつかなかった案も、他社の方々と意見交換することで
生まれる何かがあるのだと、改めて実感しました。
今回は、リモートワークをテーマに開催した勉強会でしたが
越境学習の重要さにも触れられた瞬間でした。
ありがたいことに、多くの反響があったオンライン勉強会でしたので
5月以降も別テーマで開催を予定しております。
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。
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