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CAREER FLIGHTプロボノ活動者インタビューVol.1 「稼がない副業」の魅力

「副業は禁止されているけど、社外で腕試しがしたい…」

「会社とプライベート以外のサードプレイスが欲しい…」

「プロボノ活動を始めたいけど、一歩踏み出すことができない…」

このようなお悩みを抱えていませんか?


 そこで、弊社運営のプロボノ情報掲載サイト「CAREER FLIGHT」を利用し、城取漆器様にてプロボノ活動をされているKさんにインタビューを行いました。

 プロボノの開始理由、活動時のポイント、そして活動から得られた気づきについて、体験談を語っていただきます。

「プロボノ活動」や、「社外での腕試し」に興味のある方は、ぜひご覧ください。


所属/役職    IT系ベンチャー企業/カスタマーサポートグループ責任者
年齢/家族構成  30代/独身
プロボノ先   城取漆器

●「稼がない副業」という言葉に惹かれプロボノ参加を決意

ーーまずはじめに、CAREER FLIGHTはどのように知っていただいたのでしょうか?

Kさん:おそらく、Instagram広告だったと思います。「稼がない副業」という言葉が刺さりました。


ーー「稼がないと副業する意味がない」とお考えの方もいらっしゃいますが、なぜ「稼がない」ことに価値を感じたのでしょうか?

Kさん:理由は2つあります。

1つ目が、「稼ぐために副業をすると、確定申告や納期調整が正直、面倒くさいイメージがあった」からです。副業経験者から「本業しながら副業で稼ぐのは、結構忙しい」と聞いており、大変なイメージがありました。

2つ目が、「無料で経験を積むことができる機会として捉えた」からです。自分はこれまでの経歴で特にこれといったスキルの獲得はできず、副業の開始は難しい状況でした。そのため、「会社でやっていないこと」や、「今の職種だとできないこと」を、「無料で経験できるラッキーな機会」だと感じました。

あと、「転職せずに立場を変えたい」という思いからです。現在所属する企業の「責任者」という立場だと、できないことが結構あって。「ちょっと物足りなくなってきたところもあり、別のこともやりたいな」という感じでした。


ーーボランティアとプロボノは混同されがちですが、なぜプロボノに挑戦されたのでしょうか?

Kさん:「ボランティア」という言葉に抵抗感がありました。個人的にボランティアに対し、「すごく良い人が行う奉仕活動」というイメージを抱いていました。それに対し、プロボノは、「地方の小さな企業と、東京で力を持て余している人をマッチングさせる」というイメージがあり、「ボランティアで社会貢献しませんか?」と言われるより、軽い気持ちで参加することができました。「ボランティアなんてそんな…」とハードルの高さを感じていた自分のような人からすると、プロボノの方が身近に感じたんです

●プロボノ先決定までの道のり

ーーそもそも、CAREER FLIGHTには、なぜ登録していただけたのでしょうか?

Kさん:登録時の入力項目が多くなかったことと、興味のあったプロボノの情報を閲覧したいという気持ちがあったからです。


ーーありがとうございます。最初に応募されたのは、現在参画されている城取漆器様でしょうか?

Kさん:最初にメッセージをお送りしたのは別の企業です。しかし、そこはお返事をいただけませんでした。最初、「返信が来る前に別の企業へ応募すると、どうなるんだろう?」という疑問がありましたが、「返信ないし次行くか」という軽い気持ちで、日を空けずに連絡してみた結果、今の城取漆器様にご縁を頂きました。


ーープロボノ応募時にはKさんのような割り切りも非常に大切ですね。

●所属企業からの反応

ーープロボノ活動を始めたことに対し、現在の所属企業の方の反応はいかがでしたか?

Kさん:プロボノに興味を持っている人が非常に多い印象です。現在の企業では「最近あったこと」をスピーチする習慣があるのですが、その場で「ちょっと物足りなくなってきたので、気分を変えるためにプロボノを始めました」とお話しました。そしたら「知ってたけど、まだ始めていないです」という人や、「知らなかったので、これを機に調べてみました」という人もいました。

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●ハイスキルでなくとも主体的に望むことで活躍できる

ーーこれまでプロボノは何回、どのくらいの頻度で活動されているのでしょうか?

Kさん:4回ほどミーティングしました。現在は2週間に1度の頻度で活動しています。


ーー2週間に1度なのですね。本業との両立のためにも、「ゆるく繋がる」ことが大切かもしれないですね。参画されている城取漆器様には、なぜご興味を持たれたのでしょうか?また、どのような活動をされてますか?

Kさん:事業内容が面白く、伸びる余地があると感じたからです。また、職種が限定されておらず、自分にもできるかなと思い応募しました。

活動内容は、「新規事業の立案もしたいし、新規顧客の獲得もしたい」というオーダーのもと、現在はサイトの改修作業を現在進めています。前回のミーティングでは、「誰にみてほしい?何のためのサイト?デザインのイメージは?」というように、壁打ちで議論を深めていきました。引き出した意見を基に、1か月ほど勉強をして、簡単なサイト制作に挑戦しようと思います。


ーーサイト制作に挑戦されるのですね。現在のタスクは城取漆器様とKさんのどちらがご提案されたのでしょうか?

Kさん:そうです。私から思い付きベースの提案を、自作資料と併せて初回ミーティング時から提案しています。この提案に対し、「じゃあやってみましょう」と進んでいます。


ーー主体的にご活躍されているのですね、素晴らしいです。活動の中で、「ここまで自分がやるの?」と感じたことはありますか?

Kさん:全くありません。感じるのであれば、プロボノではなく副業をすればよい話だと思いますし、嫌だったら断ると思います。


ーーしっかりコミュニケーションが取れる関係性なのですね。これはプロボノ参加にあたり、必要なスキルだと思います。

●プロボノを通して「所属企業の環境」へのありがたみを再認識

ーーこれまでの活動から、新しい気づきはありましたか?

Kさん:現在所属する企業の便利さや快適さ、コミュニケーションの取りやすさに関して、「ありがたいな」とか、「すごいんだな」ということを再認識できました。これは、これまで関わる機会の無かった全く別の業界でお仕事をさせていただいたからこそ、再認識できたと感じます。


ーー所属組織の良い所を再認識されたのですね。イメージと違ったことはありますか?

Kさん:「ここまで話してもらえるんだ、思いのほか話が大きいな」と感じました。参加前は、社員ではないため、「教えてもらえる情報や、任せてもらえる範囲が限られているのかな」と思っていました。


ーーKさんの「ここまで話してくれるんだ」という捉え方、非常に素敵ですね。このように捉えられると、プロボノを楽しめるのかもしれないですね。

●履歴書には記載欄の無いヒューマンスキルを活かし、感謝される機会に

ーーこれまでお話を伺う中で、Kさんはファシリテートがお上手だと感じました。仕事でこのスキルを培ったのですか?

Kさん:仕事で培ったわけではありません。私は周囲に比べて「ノースキル」な人間だと感じます。なので、「話をまとめる」だったり、「計画を立てて提案する」とか、「上手く進める」とか、履歴書には書けない部分が活きているのかなと思います。


ーー「履歴書には書けないヒューマンスキル」が活きているのですね。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。引き続きプロボノ活動、楽しんでくださいね!


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