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CAREER FLIGHTプロボノ活動者インタビューVol.2 プロボノではじめる「キャリアデザイン」

「仕事にも慣れ、毎日にメリハリがない…」

「副業は禁止されているけど、社外で腕試しがしたい…」

「進路選択で理系(または文系)に進んだけど、文系(理系)の仕事にも興味がある」

「プロボノに興味があるけど、活動内容や仕組みがわからない…」

このようなお悩みを抱えていませんか?


そこで、弊社運営のプロボノ情報掲載サイト「CAREER FLIGHT」を利用し、株式会社D-innovation様にてプロボノ活動をされているMさんにインタビューを行いました。

プロボノの開始理由、周囲からの反応、そして活動から得られた気づきについて、体験談を語っていただきます。

「プロボノ」や、「社外での腕試し」「副業」に興味のある方は、ぜひご覧ください。


神奈川県在住・Mさんプロフィール

所属/業務内容        機械器具販売・製造企業 / 技術開発

年齢/家族構成      20代女性/ 既婚

プロボノ先企業名  株式会社D-innovation

プロボノ先事業内容 地方特産品ECサイト運営・コンサルティング事業



●入社4年目、副業よりも「融通が利く」プロボノへ挑戦

ーー入社4年目と伺いましたが、現職ではどのようなお仕事をされているのでしょうか?


Mさん:現在は、要素技術開発という理系分野のお仕事をしています。仕事にも慣れて、楽しくなってきました。また、企業や周囲への課題が見えるようになってきたことに、自分自身への成長も感じています。最近は、周囲で転職希望をする同僚も出てきましたが、自分は今の仕事が好きなので、現職を継続しているという状況です。


ーーCAREERFLIGHTへの登録、そしてプロボノを始められたのは、なぜでしょうか?


Mさん:CAREERFLIGHTはInstagram広告で知ったのですが、登録前に得られる情報が多く、サイトのイメージがしやすかったです。あとは、他社サービスと比べて「1社と長く・深く付き合えること」と「参加日時をこちらからも調整できること」に魅力を感じました。

プロボノを始めた理由は2つあります。

1つめは、「人と話すことが好き」だからです。私は、就職活動時からずっと「理系の道を歩み続けること」に対し、迷いがありました。というのも、塾講師のアルバイト経験から、人と話すことに魅力を感じていたからです。しかし、現職の理系のお仕事では、文系のお仕事と比べて、他者とお話する機会が少ないように感じています。

2つめは、「副業は難しいけど、プロボノならできるかな」と感じたからです。実は、勤務先に副業届を提出したものの、受理していただけなかった経験があります。この理由は、「繁忙期に現職がそっちのけになってしまうのでは?」という懸念からだそうです。しかし、プロボノはお給料が出ないので、勤務先に申請する必要がありませんでした。また、開始前にプロボノ先とお話させていただき、非常に融通の利く環境だとわかり、「これならできるかな」と始めました。

●異業種・他業界へ転職するリスクを突き付けられた経験

ーーMさんは「転職」を検討されたことはありますか?


Mさん:はい、興味のある分野があり、転職エージェントに相談したことがあります。しかし、今いる環境から大きく下がる条件(年収や待遇)と専門性が生かせなくなるリスクを伝えられ、「現在の勤務先へのありがたみ」を感じると共に、「今、転職という選択肢を選ぶことは難しいな」と思いました。というのも、「理系か文系か」でいうと、かなり文系寄りの力を活かす仕事に、ずっと理系の道を歩んできた私が、「ちょっと人が好きという理由」や、「憧れ」で飛び込むのは、「何か違うな」と感じたからです。

だからこそ、現在は「これから自分の選びたい道、キャリア」を見定める時期であるとも思っています。


●「我々には全くない視点でした!」自身ならではのスキルを再認識

ーープロボノではどのようなプロジェクトに参画されているのですか?


Mさん:地方自治体の活性化に関する業務をお手伝いしています。具体的には、「ある特定地域の納税額と移住人口を増加させるには?」というテーマで、アイディア出しと施策検討をしていました。

現職の「機械」に関するアイディアならいくらでも出るのに、「人口増加」に関するアイディアは全く出ませんでした。あと、行政の書類を読むことが難しかったです。法律や政治に関する知識不足を痛感しました。

一方で、現職でも役員クラスの方とお話させていただく機会が多いので、「目上の方とのコミュニケーション」に関しては、自身の経験が活きたと感じました。


あと、理系ならではの切り口からのご提案ができた時に、貢献できたと感じました。プロボノ先の代表様からも「我々には全くない視点でした!」というお言葉をいただけたのは嬉しかったです。

それから、私としては意外でしたが、資料作成や発表方法に関しても、プロボノ先の方から評価していただきました。現職では、自分よりも優秀な方が沢山いるので、自分が得意だという認識はありませんでした。社外に出たからこそ気が付いたことだと思います。

また、思っていたよりも、「現職に合わせて融通を利かせてもらえるな」という印象です。正直、プロボノ先の企業規模があまり大きくないことから、「割り当てられるタスク量が多いのでは?」「やらなきゃいけない度が高いのでは?」というイメージがありましたが、それは全くの誤解でした。


●友人も賛同 副業よりも「習い事」に近いプロボノに共感

ーープロボノを始めたことに対して、周囲の反応はいかがでしたか?


Mさん:私と同じく理系の夫も、興味がある様子でたまにパソコンを覗いてきます(笑)プロボノの話をすると、「そんな仕事、理系の人間に任せてもらえるの?」と驚いていました。

また、友人にプロボノの話をしたところ、「お給料が発生しないのいいね!」と言ってくれました。彼女も副業に興味があったようで、「まだスキルに不安が残る私達にとって、副業のお給与に見合った価値を出さなきゃいけない義務がないって、気軽でいいね!」という話から、プロボノは副業よりも「習い事」に近い感覚で、「経験を積むにはいいね」と賛同してくれました。


●プロボノでついた自信が本業のモチベーションへ

ーープロボノから得られたことを教えてください。


Mさん:プロボノを始めたことで、本業に自信が持てるようになりました。というのも、社外に出たことで、自分のスキルに対する客観的な評価を知り、自分の可能性に気が付くことができたからです。例えば、資料作成や発表方法は、社内では気が付くことのなかった、「新たな強み」だと感じました。自信がついたことにより、これまで以上にモチベーション高く、本業に取り組むことができています。


●「柔軟な考え方」と「自信」を武器に働く女性のロールモデルへ

ーー今後のプロボノの継続の有無やキャリアビジョンについて教えてください。


Mさん:ちょうど活動が一区切り着いたのですが、プロボノ先の方から「他の事業もあるよ」と教えていただき、非常に興味があります。現在のペースや役割が適切なので、今後もお手伝いさせていただきたいなと思っています。

また、現職の企業には「子供のいる女性」が全くおらず、「子供ができたら他部署へ異動する傾向」があります。その中で、私は現職が好きなので出産・子育てを経験する際には「自分がロールモデルになっていきたい」と思っています。

今回のプロボノを通して、柔軟な考え方と自信を得られたと感じます。特に、「結構何でも楽しめるんじゃない?」という気持ちが芽生えたので、「できるところまでやって、だめなら異動しよう」と考えられるようになりました。


ーープロボノがご自身の気持ちを整理するうえでも役に立ったのですね!引き続き、現職もプロボノも楽しんでくださいね!


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