人生観を変えた副業。固定観念を覆してライターで独立を目指す営業兼エンジニア

人生観を変えた副業。固定観念を覆してライターで独立を目指す営業兼エンジニア
ニシムラヒロミツさんは、通信事業を営む会社に勤めています。担当は営業兼エンジニア。クライアント先に出向き、クライアントのサポートをしています。副業ではライターとして活動するニシムラヒロミツさんに、実践する働き方について伺いました。
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営業兼エンジニアはライターで独立を目指す

大手通信系企業のグループ会社で働くニシムラヒロミツさん。営業兼エンジニアとして勤務しています。もともとは親会社で店等販売をしていましたが、会社のフリーエージェント制度を利用して現職へ。

日々の仕事内容は、サービスを導入しているクライアントの元に出向いてのサポート業務から固定電話やインターネット回線の状態改善、そして現場で工事を担当する会社の管理まで多岐に渡ます。

副業をはじめたきっかけは、部署移動により残業が減り時間の有効活用を考えたため。普段から営業兼エンジニアとしてお勤めのニシムラさんの副業は、エンジニア…ではなく、ライター。ライティング知識ゼロからの挑戦でした。

はじめてクラウドソーシングを利用して報酬を得たときの驚きや嬉しさは、今も鮮明に覚えていると話します。いずれはライターとしての独立も視野に入れ活動するニシムラさんに、副業での働き方について話をお伺いしました。

部署移動で残業激減、時間の有効活用を考え副業を開始

通信系企業のグループ会社で、営業兼エンジニアとして勤務して5年目になります。仕事内容は固定電話やインターネット回線、衛星電話などの通信サービスを導入いただいているクライアントの元に出向いてのサポートが主な業務になります。

ほかには状態改善や、現場で工事を担当する会社の管理、クライアントとの工事日程の調整などもありますね。

もともとは今在籍している会社の親会社で店舗販売を担当していましたが、フリーエージェント制度を活用し、現職に就いたんです。

ーー会社での副業は容認されていますか?

副業はグループ全体で容認されています。とはいっても、どういう業種で、週に何時間副業に充てるのか、副収入額はいくらかなどの申告は必要です。もちろん、会社に不利益になることはNGです。こっそりやる必要はないので、ストレスはありません。

私の所属している課のメンバーは、みなさん私が副業をしていることを知っています。時々、「いくらぐらい副業で稼いでいるの?」と聞かれることはありますが、仕事内容や労働時間などを具体的に聞いてくる人はいませんね。

ただ、私以外で副業をしている人はあまり多くないようにも感じます。時間がない、忙しいというような理由ではなく、平均年棒は高めの会社ですし、本気で副業を考える人はいないのかもしれません。

ーー残業はありますか?

所属部署によるのですが、私のいる課では19時ごろまででしょうか。時間の都合はつけやすい環境です。

これは副業をはじめたきっかけに関わってくるのですが、3年ほど前まで所属していた部署は残業の激しいところでした。しかし、部署を移動したことで、時間ができたんですね。

これまでもらっていた残業代が急になくなったというのもありますし、時間を有効活用したいという想いもあって、何かできないかと。それでネットを見ていたら、ランサーズを見つけたんです。

ライターとして独立を視野に様々なジャンルにチャレンジする

ーーどんな副業をしているんでしょうか?

副業はライターです。はじめたばかりのころは300文字のライティングなど、比較的文字数の少ない仕事から請けました。はじめての仕事は、300字書くのに2時間もかかったんです。報酬金額は300円だったんですけど、本当に収入を得ることができたという成功体験は、衝撃的でした。

現在、副収入の柱としているのはバイクの関連の記事執筆ですが、オールジャンル書いています。オールジャンルで書いているのは、ライティング技術を広げるという意図もありますし、実際に書いてみないと向いているかいないかわからない部分もあるので。

ーーライティングのスキルはどのように獲得していったのでしょうか?

もともと何かを書いていたわけでもなかったので、技術を上げるためにネットニュースをよく読んでいましたね。言い回しや構成などを気にして見るようになりました。

Webライターをはじめたばかりのころに、ライティングに関するテクニックなどを教えてくれるクライアントさんに出会ったのも大きかったと思います。

最近は、出社時間を早めて始業までの時間に2000字書くということを毎日のノルマにしています。電車の時間をずらすことで、満員電車のストレスを感じずに済みますし、効率もいいですね。

ーー今後も副業を続けていくのでしょうか?

実は年内に独立を視野に入れています。というのも、今のまま副業として活動していくのか、それともフリーランスとして活動するのか、時給で計算するとフリーランスとして働いているほうが良い給料なんですよね。

副業をはじめるようになってから、コスト意識を持つようになりました。加えて、仕事量やリソース配分に関しても。そういった部分は本業にも大いに役に立ったと思います。

これまでは、雇われないとお金は稼げないものだと思っていました。でもそんなことなかった。副業は人生観を考えてくれたんです。

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