仕事文化ストーリー 2014年01月22日

百戦錬磨のプロフェッショナルの力で一気に加速されたITイノベーション

百戦錬磨のプロフェッショナルの力で一気に加速されたITイノベーション
〜信頼関係が生み出す120%のパフォーマンス〜

 

ホテル・レストラン等の運営・企画などを手がける業界のリーディング・カンパニー、株式会社プラン ドゥ シー。
ITの専門家を持たない同社内において、IT部署が急速な成長を遂げられた背景には、外資IT企業出身である敏腕外部顧問の参画があった。
革新の過程を目の当たりにした同社執行役員、安東氏に話を伺った。

ITによるイノベーション推進。実現への突破口は何か。

 

きっかけは、IT部署の立ち上げだった。
ホテルやレストラン、結婚式などのオペレーション会社として、今年で20周年を迎えた株式会社プラン ドゥ シー。
業界のリーディングカンパニーと呼ぶにふさわしく、料理やサービス、人材を良くするために日々努力を重ねる同社は、ITに関しても「便利なものはどんどん取り入れていこう」という考えを持っている。

そんな同社にITチームが発足した当初、「もっとこうしたら良いのに」というアイデアを実現していこうと、プロジェクトが動き出した。
初期のメンバーは執行役員の安東氏を中心に、僅か2人。それでも時流の高まりに背中を押される形で、その後、正式に部署化を果たした。IT部署の誕生である。
だが、理想や思いはあっても、それらを形にしていくことは容易ではなかった、と安東氏は振り返る。

「オペレーションで目標とする姿はあるものの、それらを現在の先進技術やITの専門知識とどう繋げればいいのか、わかりませんでした。IT技術を良くするにはオペレーションを変える必要があるわけですが、そこには当然イノベーションが生まれますよね。では、どうやってそのイノベーションを進めていくのか。ITが、経営課題をも扱うようになってきました。」

当時、チームが取り組めていたのは、現状を少し良くしていくレベル。
目指している状態には遠かった。たどり着くには、プロジェクトをはるかに加速して進める必要がある―。そう考えたとき、安東氏は、自身を含め既存のメンバーのみではピースが不足だと気づく。
求めるのは、“教育を含めたアドバイザー的存在”。単なる技術者ではなく、革新的なサービスを導入させた経験のあるビジネスパーソンが必要だった。例えるなら、Facebookの日本導入を果たした人物や、米国アップル本社の元・開発者―。そんな理想像が浮かび上がった。

人と人との繋がりから生まれた、信頼できる顧問との出会い

 

会いたい相手のイメージは見えた。安東氏が次に考えたのは、「誰に聞けば、イメージ通りのビジネスパーソンに会えるのか」。さっそく、“自社について理解を持ち、また自身にマッチする人材を紹介してくれそうな相手”をピックアップし、電話をかけていく。そんな中、ある人物から驚くような提案が投げかけられた。
「アップルコンピュータの元社長はどうだ?」提案したのは、安東氏の先輩であり「すごい会議」のコーチを務める雨宮氏。予想だにしない大物の提案に一瞬言葉を失うも、すぐに紹介を依頼した。そこでまず紹介されたのが、当社の代表、米田である。株式会社プラン ドゥ シーと当社との繋がりは、ここが出発点だ。

その後、当社からアップルコンピュータの元社長である山元氏の紹介を受け、顧問契約へ至る。
実は、事前の面談で山元氏は安東氏に対してお断りの返事をしていたそうだ。だが、今回のプロジェクトが会社の核を担う重要な位置づけにあることを認識し、また話し合いを重ねる中、株式会社プラン ドゥ シーという企業自体に魅力を感じ始めたことから、申し出に応じる決意をしたのだという。

顧問契約後、山元氏は常駐のプロジェクトマネージャーとして、状況整理から体制等のアドバイス、また不足・改善点の提起などを役割とし、1ヵ月ほどで周辺のさまざまな整理を実施。
だが、そこから先へ進めるには次なる一手が必要だった。そこで山元氏から紹介を受けたのが、アップルコンピュータの元営業部長である宮崎氏だった。
立ち上げ当初はITという“見えないもの”だけに、周囲からのバッシングも多かったと言うITチーム。だが山元氏や宮崎氏が加わることで、周囲からも評価を得られるようになっていった。
成果を評価してくれる存在がいると、チームも大きなモチベーションが得られる。良い循環が生まれ始めた。

信頼が、範囲を超えた価値を生み出してゆく

 

山元氏と宮崎氏。今ではITチームのみならず、会社にとっても不可欠な存在になっている2人だが、やはり契約当初はスムーズな滑り出しとはいかなかったようだ。
「外資系IT企業で経験を積んだ百戦錬磨の彼らは、私たちより上手だ」と語る安東氏。意見などで争う気こそないものの、やはりそこにはクライアントと顧問という“雇い・雇われの関係”がある。
誰しも最初は「本物なのか」「実力があるのか」と半信半疑の思いがあった。

だがそんな中、安東氏は思う。“そんな思いを持っていても、何も価値は生まれない。”自分は100%、信じよう。相手の価値を見込み、それ以上のパフォーマンスを得られるようなコミュニケーションを取っていくこと。
それこそが顧問を受入れる側にとって最も大切な役割だと、安東氏は語る。
信頼”が生み出した結果はご覧の通りだ。今では2人の顧問について「決められた範囲・領域に捕われず、お金を超えた貢献をいつも感じている」という。
同社が彼らを信頼しているからこそ、山元氏と宮崎氏もまた、プラン ドゥ シーに魅力を感じ、高い貢献欲求を持って取り組むことができる。「すごく良い形だと思う」。
最後に安東氏が語ってくれた、シンプルな言葉。外部顧問の活用によって加速されたイノベーションの渦中で、実感を伴って語る同氏の表情は、確信に満ちていた。

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